壁面緑化導入までに考えることなど、詳しく丁寧に解説するサイト『壁面緑化の導入まで』

●●●壁面緑化計画●●●

【植物の選択】

壁面緑化を実施するにあたっては、植物を設置する場所の特性を把握し、その場所にあった
手法と植物を選択することが重要となります。
導入後にも良好な緑化を保っていく為には維持管理の作業も重要で、そのコストもしっかり
計画を立てておく必要があります。
ここでは壁面緑化の導入にあたり考慮すべき点を解説します。

【基本プラン】

壁面緑化を計画するにあたり、何をしたいのかを考えましょう。
壁面空間の利用目的、導入後の緑化イメージから、環境条件に適合する植物を選択・検討
していきます。
その植物について、初期導入にかかるイニシャルコスト以外にも必要となるであろう植物の
維持管理コストも、あらかじめ把握しておく必要があります。

【希望イメージ】

緑化する目的と規模、緑化したイメージ、いつごろから実際に緑化したいのか、施工時期、
考えている予算、導入後の管理方法など、具体的に条件を絞っていきます。
頭の中でイメージしていくとまとまりやすいでしょう。

【建築物の調査】

施工場所の高さや利用できる面積などを調査し、実行可能か判断します。
壁面の向き、日当たり、給水などの設備によっては、予定していた植物では条件的に難しい
ことが判明して計画を変更することもあります。
他にも立地条件、気象条件、ビル風なども考慮に入れます。
自分で判断できない場合は経験者に相談するといいでしょう。

【デザイン】

壁面緑化はそのデザイン、タイプによって完成後の景観だけでなく設置コストや維持管理費、
適切な植物も異なります。
壁面緑化を導入する場合は建物や周囲の状況等も考慮して、最適な植物・手法を選択する
ことが必要になります。理想的には、全体のデザインは造園業者にあらかじめ建築設計段階で
入ってもらうのがいいですね。