壁面緑化導入までに考えることなど、詳しく丁寧に解説するサイト『壁面緑化の導入まで』

●●●歴壁面緑化工法●●●

【壁面緑化の計画】

壁面緑化を実施するにあたっては、設置する場所の状況と特性を把握し、その場所にあった
手法、そして植物の選択が重要です。
植物を良好に保つための維持管理も重要となりますので、監理のしやすさ、そのコストも
考えてしっかりと計画を立てておきましょう。
ここでは設置にあたって考慮すべき点について解説します。

【施工】

壁面緑化でワイヤーなどを施工する場合は高所での作業が多くなるので、特に安全対策に
留意して施工を行います。

【メンテナンス】

植物は生き物ですので、生長のためには水や肥料が必要となります。
時には病気になったり害虫による被害を受けることもあるでしょう。
緑化を維持していく為には管理が必要となります。
この維持管理にも植物の維持管理と設備の維持管理があります。

【軽量外壁材】

緑化したい外壁が軽量外壁材で仕上げられている場合や壁面が支持材などを設置できる強度
を持たない場合、あまり荷重負荷をかけることができません。
その場合には支持材を自立型の構造物として、独立させて設置する手法があります。
自立構造物は風の影響が大きいため、フェンスなどコンパクトなものがほとんどです。

【荷重負荷】

プランターや緑化パネル植栽の場合、植物の定植はプランター、緑化パネルに行われます。
これらには負荷を軽減するための容器が使われていたり、土壌の改良が行われていますが、
軽量土壌を使用していても植物本体の重量と成育するための適度な湿気が必要となるため、
かなりの重さになります。
そのため荷重負荷を考慮した壁面構造である必要があります。
プランターや緑化パネルによる植栽を考えているのなら、新設の建築物や大規模な土木構造
での採用が中心になるでしょう。